ronron's Diary.

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THE HYRULE FANTASY ゼルダの伝説 35周年

お久しぶりです。今回は、ゼルダの伝説をプレイしたので、そのプレイ記録を記事にしております。ネタバレが含む場合がありますので、ご注意ください。


 目次

 はじめに

ゼルダの伝説シリーズは、1986年2月21日にファミコンディスクシステム用に「ゼルダの伝説」が発売され、今年で35周年のシリーズになります。

 

先日のニンテンドーダイレクトでは、10年前にWiiで発売された「スカイウォードソード」のリメイクが発表され、発売となる7月がとても待ち遠しいです。


ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD [Nintendo Direct 2021.2.18]

 

ゼルダ35周年に関しては、公式からのアナウンスはなく「マリオと被ってるからゼルダはまだ35周年キャンペーンはやらない」などと言った噂もあり、少し寂しいですが今後に期待というのが現状です。(マリオはゼルダの7倍くらい売れてるからマリオが大々的なのは当たり前なのかも)

 

私は既にゼルダの伝説シリーズは全作品プレイしていたので、次はリメイクのスカウォをプレイしようと考えていました。

 

しかし、スカウォの発売は少し先であったり、公式から35周年に関して何のアナウンスもなくもやもやとした気持などもあったため、35周年のお祝いもかねて「ゼルダの伝説」をプレイすることにしました。ハードはNintendo Switchで、ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineスペシャルモードを使いました。

 

ゼルダの伝説について

冒頭でも触れましたが、ゼルダの伝説(通称: 初代ゼルダの伝説)は今年で発売35周年を迎えるゲームであり、ゼルダの伝説シリーズの原点の作品となります。

 

ゼルダの伝説は、力のトライフォースを手にハイラルを我が物にしようとする大魔王ガノンの手からハイラルを守るため、ゼルダ姫がハイラル各地に隠した8つの知恵のトライフォースの欠片を集め、ガノンを倒すというストーリーです。

8つのトライフォースは、Level1からLevel8までの8つのダンジョンを攻略し、ボスを倒すことで手に入れることが出来ます。

 

ゼルダの伝説では、勇気のトライフォースは存在せず、次のリンクの冒険で登場します。

 

ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineでのプレイ

ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineファミコンオンライン)は、Nintendo Switch Onlineの加入特典で、ゼルダの伝説シリーズの作品は、「ゼルダの伝説」と「リンクの冒険」を遊ぶことができます。

 

ファミコンオンラインでは、スペシャルモードという初心者でも簡単にゲームを遊べるモードがあります。

 

今回は、難易度が高いとも言われるゼルダの伝説が、どれくらい楽にクリアできるのか確かめるためにスペシャルモードでプレイしました。

 

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ファミコンオンラインの「ゼルダの伝説」。

ディスクシステム版では「Bメンヲセットシテクダサイ」の表記となる。

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ゼルダの伝説のスタート地点。ここから冒険が始まる。

 ゼルダの伝説では、ダンジョンに入る前に体力の最大値を増やすことが出来るハートの器を3個集めることができ、残りのハートの器は、ダンジョンで8個、フィールドで2個となります。

 

 スペシャルモードでは、いきなりリンクがある程度の装備を備えており、アイテムもかなり持った状態で始められることが分かります。

 

 

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スペシャルモードでは、矢、爆弾、青いろうそく、腕輪、赤い薬、餌を所持。

さらに、ハートがすでに6個になっているほか、ホワイトソードとブルーリングを持って

いるため、攻撃力も防御力も初期状態から2倍となり、

マジカルシールドも所持しているため、敵の攻撃を弾くことが出来る。

 

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Level1ダンジョン。Level1のダンジョンでは弓とブーメランを回収でき、

矢を使うとルピーを消費することがわかる。

 各ダンジョンやフィールドでは、おじいさんやおばあさんが攻略のヒントを教えてくれます。

スペシャルモードでは、鍵をすでに持っているほか、ルピーもカンストしているため、ヒントを使えばダンジョンやフィールドの攻略も容易です。

 

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Level2のダンジョンのボスのはドドンコ。

ドドンコは、のちに時のオカリナにも登場。

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Level3のダンジョンではイカダを入手。

イカダによって今まで行けなかったところへ行くことが出来るようなります。

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Level4のダンジョンでは梯子を入手。

梯子はダンジョン攻略で役に立つ。

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フィールドでは、お金を払うと攻略のヒントを教えてくれるおばあさんがいる。

迷いの森も今後のゼルダの伝説で多数登場。

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Level5のダンジョンでは笛を入手。

この笛はマリオ3にも登場。

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Level6のダンジョンのボスはゴーマ。

時のオカリナでもおなじみの倒し方。

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Level7のダンジョンでは赤いろうそくを入手。

ろうそくの火でフィールドの木を燃やして隠し通路を見つけ出すことが出来る。

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Level8のダンジョンではマスターキーを入手。

この鍵があればどの鍵も開けることが出来る。

 ゼルダの伝説では、その後のゼルダの伝説シリーズに登場するボスが随所に登場し、各キャラクターの初登場を見ることが出来ます。

他の作品との関連性が垣間見えるのも本作の魅力だと思います。

(どのゼルダの伝説作品にも言えますが...)

 

8つのダンジョンを回り、知恵のトライフォースのかけらを集めると、トライフォースが完成しラストダンジョンに向かうことが出来ます。

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ラストダンジョンの入り口とボス部屋。

魔獣ガノンの前で知恵のトライフォースを掲げることでガノンと戦うことが出来ます。

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ガノンを倒すと、ガノンから力のトライフォースを取り返すことができ、ハイラル大国に平和が訪れます。
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ゼルダの伝説ではクリアすると難易度の高い裏ゼルダで遊べる。

(セレクト画面でリンクが剣を掲げる)

名前を「ZELDA」にすればいきなりプレイすることも可能。

ラストダンジョンを階段を使った移動も多くダンジョンとしては難しいですが、ガノンの前でトライフォースを掲げ、光の矢で倒せたときは達成感を感じることが出来ます。

 

ゼルダの伝説をプレイすると、

  • ダンジョンの攻略とともにプレイヤーが強くなり、強いボスを倒せるようになる
  • フィールドをめぐってハートを集め体力の上限をあげることが出来る
  • 剣や盾、弓矢、薬などの装備やアイテムなどで敵を倒したり体力を回復する

 といった、ゼルダの伝説シリーズの基盤は、35年前からしっかりできていたことを改めて確認することが出来ました。

 

まとめ

ゼルダの伝説をプレイし、改めて本作の完成度を素晴らしく思いました。

35年前のものは、日常生活で探してもなかなか見つけることは難しいと思います。

 

そう考えると、35年経ってもこうしてプレイする人がいるゼルダの伝説は日本が世界に誇る文化の一つだと思います。

 

35年前に人々が感じていたこのゲームの面白さを、簡単に遊ぶことが出来るファミコンオンラインで遊べることに感謝します。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

読んでいただいた方はおそらく、プレイ済みの方だと思いますが、スペシャルモードを使えば半日ほどでクリアできると思うので、この機会に遊んでみてください。

 

ゼルダの伝説35周年は始まったばかり!

これからまた何かあるかもしれないので、ワクワクしながら1年間を楽しんでいきましょう!

『ブレス オブ ザ ワイルド』の時系列を考える

 目次

 

はじめに

 Nintendo Switchは2017年3月3日に任天堂によって発売されたハードです。

2019年現在、2年目のハードになります。

Swicthの発売と同時に発売されたソフトとして「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」(以下: ブレワイ)があります。

 

発売から2年が経ち、改めてブレワイの時系列に関して個人的な見解を含めてまとめるべく本記事を執筆しました。

 

ブレワイにおける時系列

ゼルダの伝説では、作品間のつながりを時系列という形で公式が定めています。

 

ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説 大全: 任天堂公式ガイドブック

ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説 大全: 任天堂公式ガイドブック

 

 

2011年に発売された、ハイラルヒストリアで作品の時系列がまとめられ、

 

 

ハイラル百科では、ハイラルヒストリア発売後の作品を含めた時系列、そして時系列の新たな見直しも含めて最新版のゼルダの伝説の時系列が記載されています。

 

 

 

今回の記事では、ハイラル百科の時系列の記述と、ブレワイの公式資料(マスターワークス)を元にブレワイの時系列を紐解いていきます。

 

任天堂の公式ホームページのゼルダポータルでは、

www.nintendo.co.jp

 

History(歴史)のコラム(https://www.nintendo.co.jp/character/zelda/history/index.html)内で、ブレワイは一番下に配置されていて、公式でも時系列の中で明確な作品の立ち位置は定められれていません。

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ブレワイは一番下に配置されている(https://www.nintendo.co.jp/character/zelda/history/index.html)。

 

公式サイトからは、「なんとなく最後の方になりそう」とか、「ブレワイは時系列関係ない」と言った情報のみ手に入ります。

 

しかし、ファンとしては「同じゼルダなんだから時系列に当てはめたい」と考えてしまいます。

少なくとも私は

 

今後、以下の時系列の図に従って、時のオカリナから3分岐したルートを、神トラルート風タクルートトワプリルートとします。

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ゼルダの伝説時系列

 

マスターワークスの記述

まずは、マスターワークスの記述を基に時系列を考えます。

ブレワイマスターワークス356ページの記述で、

ハイラル史~

はるか昔

 

ガノンドロフガノンとしてハイラルの脅威となる。

ガノンを封印。

幾度も復活するガノンを封印する。

(引用: ゼルダの伝説 30周年記念書籍 第3集 THE LEGEND OF ZELDA BREATH OF THE WILD:MASTER WORKS ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド:マスターワークス (ゼルダの伝説30周年記念書籍))

と言った記述があります。

 

はるか昔に、ガノンドロフガノンとして、ハイラルの脅威になっているのと、ガノンを封印していると言う事実が存在しなければ、ブレワイのストーリーは生まれないということです。

 

この記述は「時のオカリナ」を示していると思われます。

 

したがって、ブレワイは時のオカリナよりもあとの話と考えるのが妥当です。

 

つまり、この記述は、神トラルートは賢者によるガノン封印が行われた話、風タクルートは時の勇者によるガノン討伐が行われた話が当てはまります。

 

風タクルートでは、ガノンは幾度も復活している様子はなく、後半の記述では、神トラルートの方がしっくり来る気もします。

 

トワプリルートでは、ガノンを討伐したリンクが7年前に戻り、時のオカリナゼルダから授かったあとにタルミナに迷い込むので、賢者によるガノン封印が行われた話を示すと思われます。

 

時のオカリナの種族

次に、時のオカリナに出てくる種族について考えます。

時のオカリナの種族を考える理由はブレワイの作中で、英傑が時のオカリナの賢者に大きく影響を受けている(要するに子孫)からです。

 

時のオカリナに出てくる種族は以下のようになります。

 

ゲルド族...トワプリルートにのみ出現(ガノンは除いて) 

 

ゾーラ族...トワプリルート神トラルートに出現(神トラルートは全て敵キャラ)

ゾーラ族からの進化系でリト族が生まれる。(風タクルート)

 

ゴロン族...風タクルートトワプリルートふしぎの木の実に出現。風タクルートでは海底に沈んで、ハイラル王家との関わりが消滅。(ふしぎの木の実は試練的な作品) 

 

コキリ族...コログ族はコキリ族から生まれる。(風タクルート) 

 

シーカー族...主にトワプリルートに出現。時オカのカカリコ村トワプリの忘れられた里はシーカー族が住んでいた村。 

 

ここら辺を踏えると神トラルートはあんまり種族と王家や主人公が交流してないことがわかります。特にゾーラ族は敵キャラとして描かれているので、神トラルートにブレワイが当てはまるのは不自然です。

 

そして、風タクルートは一度ハイラルが海底に沈んでしまうため、種族と王家の関わりはここで終わりとなることも考えられます。

ハイラル王家の習わし

ブレワイでは、ハイラル城内に存在するローム・ボスフォレームス・ハイラルの手記の中に、このようにものが存在します。

 

今日 明けの刻 娘が産まれた

王家の習わしに従い ゼルダの名付ける

(ハイラル王手記)

 

この手記に書かれている王家の習わしは、ディスクシステムで発売された、「リンクの冒険」の取扱説明書に書かれています。

代々王家に生まれる女の子には、必ず「ゼルダ」と名づけるようにと命じなさったのじゃ

リンクの冒険取説抜粋)

 

この習わしが公式で描かれているのはリンクの冒険のみで、このことから考えると、ブレワイは神トラルートがしっくりきます。

 

ブレワイが風タクルートだった場合 

ブレワイが風タクルートに当てはまると良い理由は、時のオカリナで時の勇者がガノンを討伐をしているという事実があることです。

 

しかし、このルートだった場合、ハイラル風のタクトの作中で海底に沈み、消滅しているので王家と種族との関わりが不透明になります。

 

ブレワイが神トラルートだった場合

ブレワイが神トラルートに当てはまりと良い理由は、ガノンを封印している回数がこのルートが多いということと、王家に関する習わしが存在している点です。

 

一般的には、この2点から神トラルートがブレワイの時系列に推されてはいますが、個人的には、神トラルートではゾーラ族が敵であったり、種族の登場が少ない点が気になります。

 

ブレワイがトワプリルートだった場合

ブレワイがトワプリルートに当てはまりと良い理由は、王家と種族の関わりが多い点です。

 

このルートでは、時の勇者がガノンの厄災を未然に防いでいたり、4つの剣+では、ガノンが生まれ変わりという形で復活していたりと、ブレワイを当てはめるのには良さげなポイントがあります。

 

まとめ

ブレワイの時系列考察ポイントになりそうな部分と、各ルートに当てはめた場合の考察をしました。神トラルートは当てはめるにはしっくりくるが、ゾーラ族は敵キャラだし種族の点で問題がありそうで、風タクルートはハイラルが海の底だし、個人的にはトワプリルートが一番しっくり来るのかなと思っています。

 

しかし、公式ではブレワイは時系列に当てはまられてませんし、どのルートでもありえなくはないと思います。

 

ファンが「時系列に当てはめるならどこなんだろう」と考えられるのがブレワイの魅力なのかもしれません。

 

結論は、

「やっぱり、ゼルダは考察が楽しい!」

ということです。

 

 

冒頭にも述べましたが、3月3日はブレワイ2周年。

まだ遊んでいない方はぜひ遊んでみてください。

 

2年経っても色あせない名作です。

 

『風のさかな』をめぐる不思議な冒険。

 日本がバレンタインデーで賑わう2月14日の朝。

 

[Nintendo Direct 2019.2.14]が放送されました。

 

ニンテンドーダイレクトの内容は、スーパーマリオメーカー2から始まって、スマブラの話や、ドラクエXIのSwitch版の話、あとは、テトリスの無料ゲーム配信の話など。

 

個人的には、テトリスはとてもうれしかったし、99人でバトルするゲームは面白いゲームだと思いました。

 

ドラクエの方も、3DS版を遊んでたんですが、映像を見てたらSwitch版やりたいと思ってしまい購入してる未来が浮かびます。

 

話がそれましたが、今回のニンテンドーダイレクトの一番のニュースは、

 

ゼルダの伝説 夢をみる島 リメイク

 

でした。

 

以前から2Dゼルダの発売は噂であったんですが、3DSで出るのかなと思っていたので、今回の不意打ちのような発表で「夢」なのか錯覚してしまいました。

ニンテンドーダイレクト放送後の9時頃に布団でTwitter開いて情報を知ったので尚更)

 

ニンテンドーダイレクトで発表された動画なんですが、

 


ゼルダの伝説 夢をみる島 [Nintendo Direct 2019.2.14]

 

始まりの部分が、「ゲームボーイのオープニングだ!」って思った人も多いと思うんですが、自分もその一人でこの映像を何度も見てしまいました。

 

以下、ネタバレ要素を含みます。

 

 

 

 

 夢をみる島は、今から26年前に「ゲームボーイ」で発売されたソフトで、「ゼルダの伝説」シリーズの中では、4作目にあたります。携帯機では初めてのゼルダの伝説作品です。

 

時系列(ゼルダの伝説の作品を公式が定めた時系列順に並べたときの作品の立ち位置の話です)では、時のオカリナで時の勇者が敗北してしまうルート(一般的には、「神トラルート」、「時の勇者敗北ルート」と呼ばれます)の作品です。

 

時の勇者敗北ルートは、神々のトライフォースから始まり、神々のトライフォースでの冒険を終えた主人公が、航海中に遭難してしまったという設定で夢をみる島での冒険がスタートします。

 

ゼルダの伝説の作品内で、「同一主人公」の作品が何作品かあります。

 

具体的に言うと、

神々のトライフォース夢をみる島

神々のトライフォース2トライフォース3銃士

ゼルダの伝説(初代)→リンクの冒険

時のオカリナムジュラの仮面

風のタクト夢幻の砂時計

の5ストーリーです。

 

この中で、赤字で示す、

神々のトライフォース夢をみる島

神々のトライフォース2トライフォース3銃士

ゼルダの伝説(初代)→リンクの冒険

時のオカリナムジュラの仮面

風のタクト夢幻の砂時計

 は、ある共通点があります。

 

「夢」という単語を含む作品が2つあります。

そこからもわかるように、夢をみる島ムジュラの仮面夢幻の砂時計は、「空想世界」の外伝的作品です。

 

ゼルダの伝説の時系列では、本編的作品で世界を救った後、外伝的作品で空想世界を救う話が多いです。

 

個人的に、ムジュラの仮面夢をみる島のストーリーがとても深くて好きで、この外伝的な空想世界の作品はゼルダの中でもとても素晴らしい作品だと思います。

 

話がそれましたが、航海中に遭難してしまったという設定で夢をみる島での冒険がスタートします。

 

ゲームボーイ版の取扱説明書を読むと、

邪悪の王ガノンの魔の手からハイラルの平和を取り戻したあなたは、手に入れた安らぎを楽しむ間もなく、新たな災いにそなえて修行の旅に出ていました。

その日あなたは異国での修行を終え、懐かしいハイラルに帰る航海の途中でした。それまで穏やかだった海が突然荒れ始めたのです。波に翻弄され、稲妻に打たれた船は真っ二つに割れてしまい、あなたはその残骸とともに深い海の底へと沈んでしまいました。

・・・すんだ闇のむこうから女の子の声が聞こえます。なにか懐かしい感じのする声です。そう、まるでゼルダ姫のような・・・

「あっ!気がついたのね。よかった!」

目の前にはあなたの目覚めを喜ぶ少女の姿がありました。彼女の名前はマリン。あなたは奇跡的にもコホリントという島に流れ着いたのです。
このコホリント島は、真ん中の山に大きなタマゴを頂く不思議な島でした。その中には「風のさかな」という神が眠っているといいます。

あなたはなくした剣を探しに自分の流れ着いた海岸へと向かいました。すると不思議なフクロウが現れ、謎めいた言葉を残していったのです。

「全ては『風のさかな』の目覚めが答えてくれる。」

「風のさかな」とは何なのでしょう。そしてその目覚めにはどんな意味があるのでしょうか。

見知らぬ南国の島コホリントで『風のさかな』をめぐる不思議な冒険が始まろうとしています。

引用元: ゼルダの伝説 夢をみる島ゲームボーイ版説明書)

 

と、書かれています。

 

この文章の前半が、ニンテンドーダイレクトで配信された動画の部分の作品の設定にあたり、後半の部分がこの作品の目的(クリアの目標)にあたります。

 

作品の冒頭は、ベッドから始まり、「ゼルダ」という単語が出てくるのもここがラスト。

 

その後は、「フクロウ」に案内され、島に潜むの敵たちを倒していきます(ダンジョン攻略)。

 

この作品の魅力(魅力というか、引き込まれるところ)は、途中から主人公が悪者になってしまうところです。

 

一般的なRPGは、「悪役を倒して、世界を救う」というのが定石で、ゼルダの伝説シリーズではもちろんのこと、マリオや、ドラゴンクエストなどの有名シリーズでも同様です。

 

そのRPGの当たり前というポイントを覆した作品が夢をみる島でした。

 

初プレイの時はこの事実が衝撃で、作品をプレイしてる途中で気づくのですが、

「そこから進めてラスボスを倒すのが正しいのか、ここでゲームをやめるべきなのか」そんなことを悩んでしまいプレイが止まってしまいました。

 

最後までプレイすると、「かぜのさかなの歌」とともに悲しいエンディングムービーが流れ、すべてが消滅という終わり方で、このゲームはどういう意味が込められてるのかわかりませんでした。

 

その後も、何度もプレイしたのですが、悲しいゲームという認識が続き、どんどん作品が気になり続けました。

 

最近、「真エンディング」があるということを知りました。

 

「真エンディング」の条件は、

 

  • ノーコンテニューでクリア

 

でした。

 

夢をみる島は一番目のダンジョン(テールの洞穴)がハート3の状態でクリアするには大変なダンジョンでなかなかノーコンテニューでのクリアは難しかったので、気合いを入れてプレイ。

 

そして、ノーコンテニューでクリアを達成しました。(去年の8月ですね)

 

 

実は、真エンディングこそがこの作品の意味を表していることがわかりました。

 

この動画は、夢をみる島DXのエンディングを含む動画です。

 


The Legend of Zelda---ゼルダの伝説(夢を見る島DX)---

 

真エンディングでは、マリンが空に浮かび、カモメになって飛び立つ描写が存在します。

 

夢をみる島の本当の目的は、作品のヒロインであるマリンの願いを叶えることでした。

 

カモメになって世界へ羽ばたく(島から外へ出る)ということです。

 

通常エンディングではわからない作品の本質が真のエンディングでわかるのはとても素晴らしいです。

 

真のエンディングをみてからさらに夢をみる島が好きになりました。

 

任天堂さん、リメイクありがとうございます。

 

発売が楽しみです。